空間除菌中
やまむらや全店で新型コロナ感染予防対策として、
空間除菌装置の設置をはじめました。
帯広畜産大学の研究でもウイルスを不活化させる効果が実証されており、 ご来店くださる皆様に今までより更に安心して頂ける環境になっております。
今回導入した設備は「クリーンリフレ」という装置で、
次亜塩素酸水を空間に噴霧する事でウイルスの活動を不活化させる効果が証明されました。 【研究者からの報告】 既にアルコール消毒薬が効果的に SARS-CoV-2(コロナウイルス)を不活化可能であることは科学的に証明されていますが、長期に及ぶパンデミック状況下においてこれらアルコール消毒薬の供給不足が懸念されています。そこで私たちはアルコール消毒薬の代替となり得る消毒薬の候補として、ウイルスを含む多種の病原体に対する不活化効果が報告されている次亜塩素酸水に着目しました。 また、この次亜塩素酸水のウイルス不活化活性は、溶液酸性pHではなく、含まれる遊離塩素濃度に依存することを明らかとしました。本成果により、次亜塩素酸水がアルコール消毒薬と同様にSARS-CoV-2に対する消毒薬として利用可能であることが示されました。 クリーンリフレについて
アクトが提供するクリーン・リフレは三室型の電気分解装置クリーン・ファインで食塩水を処理して得られる酸性電解水です。その特徴は:
- pH2.5~5.0、有効塩素濃度30~110ppm程度です。ただし、通常出荷するものはpH2.7~4.5、有効塩素濃度35~60ppm程度で、この値は厚生労働省の食品添加物(殺菌料)として指定する弱酸性次亜塩素酸水に相当します(下図)。
- 有効塩素濃度は低めですが、バクテリアやウイルスなどの微生物にとっては致命的です。しかし、人間の皮膚のような有機物のかたまりにはごくわずかな影響しか及ぼしません。アルコールや逆性石鹸などの一般的な消毒剤と比較すると、クリーン・リフレの刺激はほとんど無いといってよいでしょう。
- もちろん、pH2.5という酸性度の高めのものが粘膜や傷口などに直接触れると痛みを感じることがあるかもしれませんが、危険なpHというほどではありません。市販の清涼飲料水や酒類の中にはpH2.5前後のものがたくさんあります。
- 塩化ナトリウム(NaCl)が入っていない※1ので、金属の錆などを引き起こす塩害の元にはなりません。
- アルカリ電解水と混合して中性に近いもの(pH6~7)にした中性化クリーン・リフレもお届けできます(混合によりNaClが生じますが、その理論上の濃度は最大で0.02%です)。
- 次亜塩素酸水の安全性については既に多くの報告がありますが、アクトが独自に一般財団法人日本食品分析センターに依頼して行ったクリーン・リフレの急性経口毒性試験※2の結果では、雌のラットを用い、2g/kg(体重比)量のクリーン・リフレを1回投与し。その後14日間の観察において異常は認められませんでした(体重比2g/kg量はラットでは約0.5mL、人間では約100mLに相当します)。
- 中性化クリーン・リフレを帯広保健所に分析※3していただいたところ「飲用適の水(現在の食品製造水)」の基準を満たすことがわかりました。